贈収賄事件にからみ、職員の男が逮捕された大阪府大東市が17日午後、記者会見を開きました。
収賄容疑で逮捕されたのは、大東市の都市経営部市営住宅管理課に所属する主査の佐野公彦容疑者です。
警察によりますと佐野容疑者は去年12月、市が発注する市営住宅の修繕工事の業者を選ぶ際、大東市の建設会社「エム・エヌコーポレーション」に便宜を図った見返りに、折りたたみ自転車など5点(計約17万円相当)を受け取った疑いが持たれています。
記者会見では、贈賄側として摘発された業者への年ごとの受注件数が明かされました。
2023年以前は取り引きがなく、2024年は27件約847万円、2025年は28件約1268万円だったということです。
佐野容疑者は2024年4月から市営住宅の修繕に関する業務の担当となったといいます。
急増した背景に容疑者の関与はあったのかどうか…警察は逮捕容疑のほかにも、便宜を図った可能性があるとみて捜査しています。
また大東市によると、「エム・エヌコーポレーション」との契約に関してはすべてが競争入札でなく随意契約だったということです。これについて市は、「市民生活に直結しているので、迅速に対応することが必要だった」と説明しています。
逢坂伸子市長は、「市政への信頼を大きく損なう重大な事態であり、市民の皆様に多大なるご心配とご不安をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます。」と陳謝。捜査に全面的に協力するとし、「詳細が判明し次第、厳正に対処するとともに、原因を十分に検証し、再発防止に向けた必要な対策を講じてまいります。」とコメントしました。
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