予定通り完成するのか、関係者から注目が集まる青森県六ケ所村にある「六ヶ所再処理工場」についてです。日本原燃は、県や六ヶ所村に対して「完成までの見通しが確かに得られるようになった」と報告しました。
日本原燃の沼畑秀樹 副社長は12日、小谷知也 副知事を訪ね、六ヶ所再処理工場の設計と工事計画の審査会合で全体計画のすべての項目について原燃側からの説明は終えたことを報告しました。
日本原燃 沼畑秀樹 副社長
「設工認の補正申請、保安規定の変更申請ならびに検査に関する議論のステージに進むことになり、竣工までの見通しが確かに得られるようになりました」
再処理工場の動向は、県内はもとより全国の原子力関係者から注目を集めてきました。
再処理工場の審査の進捗が見通せなくなったことなどを理由に、宮下知事は2026年3月、むつ市の中間貯蔵施設へ使用済み核燃料の搬入を認めない方針を示していました。
こうした状況のもと、原燃は県に対して細やかな情報提供を徹底しています。
青森県 小谷知也 副知事
「竣工までの見通しが確かに得られたという報告があったことについて、宮下知事に私から伝えさせていただきます」
また原燃は12日、地元 六ヶ所村の橋本隆春 村長へ同様の報告をしました。
六ヶ所村 橋本隆春 村長
「必要な対応がまだ残されている状況と認識しています。今年度中としている再処理工場の竣工を延期することのないよう、引き続き必要となる対応に全力を傾注していただくよう要請いたします」
原燃は今後、原子力規制委員会へ申請の補正をするなどして、今年度中の工場完成を目指す方針です。
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