県議会と県が多額の公費を投じて進める「ワンヘルス」をめぐる問題。服部知事は「ワンヘルスと言えば、何でも予算が付くと誤解させてしまった」と謝罪しました。

福岡県 服部誠太郎知事
「県民の皆さまにワンヘルスが最終的に目指すところは人々の命と健康を守ることであるという目的をわかりにくくさせてしまい、さらにはワンヘルスと言えば何でも予算が付くなどという誤解まで生じさせることになり、深く反省いたしております」

12日に行われた6月議会で、「ワンヘルス」の予算について謝罪した服部知事。

これは、自民党の代表質問で「ワンヘルス推進の重要性と関連予算の妥当性について」尋ねた佐藤楓議員の質問に対し知事が述べたものです。

県議会と県が進める「ワンヘルス」とは、人と動物の健康、環境の健全性を一体とする考え方です。

ワンヘルスについては世界獣医師会会長も務める蔵内勇夫議長が「ライフワーク」に掲げています。

福岡県はこれまでに多額の公費を投じていて、みやま市では現在、総事業費およそ200億円にのぼる研究拠点、「ワンヘルスセンター」の建設も進められています。

服部知事は、「ワンヘルスの予算とは言えない事業も計上してしまっていた」と釈明し、予算を整理していく考えを改めて示しました。