赤字が続くJR四国が、新たな収入源の確保を目指します。マリンライナーのドアの横にステッカーを張る車体広告の販売を始め、第1号が完成しました。



1日平均7000人以上が利用するマリンライナーの扉の横が広告スペースに。赤字が続くJR四国が収入源強化のため、マリンライナーの車体に広告の掲載を始めました。

広告料は1年間で180万円、第1号は2025年に高松駅横で開校を目指す徳島文理大学の広告で、1編成に12枚が掲載されます。

(徳島文理大学 戸川友美広報企画官)
「ホームなどでマリンライナーの車体広告をご覧になっていただいて興味をもっていただけたらなと」

(JR四国事業開発本部 鎌田瑞樹担当課長)
「鉄道収入が厳しい中でそれ以外の分野で成長していくと、これを商品として展開することで広告収入を確保していきたい」

当面はマリンライナーへの広告のみですが、JR四国では今後、特急や普通列車も利用し収入アップにつなげる方針です。