アメリカの原子力艦船が日本に寄港する際、アメリカ側が事前に外務省に伝えていた「艦長名」と「乗組員数」について伝えないよう変更したことが分かりました。アメリカの原子力艦船が国内に寄港する際、これまでは事前に「艦名や入港日時・場所や目的、艦長名、乗組員数」などが外務省へ伝えられていました。

外務省によりますと、今月8日、アメリカ側から「安全保障上の観点から、今後は艦長名と乗組員数の通報を控える」と日米地位協定室に説明があったということです。

佐世保には今月6日から原子力潜水艦「ミネソタ」が寄港していますが、艦長名と乗組員数は非公表となっていました。

国内では佐世保市に加え、神奈川県横須賀市と沖縄県でも同様の対応がとられるということです。

アメリカ軍の動向を監視する市民団体「リムピース」の篠崎正人さんは、今回の運用変更について、「艦長名を非公表とする理由は見当がつかない。乗組員数を明かさないのは、通常と違う部隊体制になった場合に情報を取らせないようにした可能性がある」と分析しています。