適応障害の症状で精神科を受診

今月9日に行われた論告・弁論の裁判員裁判では、冒頭、弁護側からの質問があり、男は、犯行前に職場などでの人間関係に悩み、適応障害の症状で精神科を受診していたことが示されました。

男は、母親とともに月1、2回通院し、睡眠薬や精神安定剤を服用していましたが、犯行2か月前に自暴自棄になり、通院をやめました。

男は「通院をやめたことが犯行に影響した可能性がある」との認識を示した一方、検察側は精神科医からの意見として、「適応障害に性欲を亢進させる症状はないこと」や、「男の服薬量は少量であり、服用をやめても症状が著しく悪化することはない」などと指摘し、犯行との関連性を否定しました。