皇族の数を確保する方策について、衆参両院の正副議長による「立法府の総意」がとりまとめられたことに対し、立憲民主党など一部の野党からは「シナリオで物事が進んでいた」などと不満の声が出ています。
10日にとりまとめられた「立法府の総意」は、▼女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ案と、▼旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案について「いずれも了」として、政府に対し両案の法制化を求めています。
野党では、国民民主党、中道改革連合、参政党などがこの案を前向きに評価し、立法府の総意として受け入れました。
立憲民主党 長浜博行 参院議員
「満足感よりは、虚しさを感じるような会であったかなという気はしてます。私が何を言おうと言わなかろうと、結論は出てたということ」
一方、立憲民主党の長浜参院議員は、総意のとりまとめが「シナリオで物事が進んでいた」などと不満を漏らしました。
また、10日の全体会議では、慎重姿勢だった旧宮家の男系男子の養子論に関して言及しなかったとし、その理由については、これまでの会議で“養子論が議論の俎上に上がっているのは理解不能だと発言してきた”“議長側から養子論についての質問が来ず、意見聴取が終了した”などと説明しました。
共産党の小池書記局長も今回のとりまとめについて、“結論ありきで突き進むやり方だ”と批判した上で、「もっと国民の声にしっかり根ざした、落ち着いた議論をやらなければいけない」と指摘しました。
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