100メートル離れるも…感じた強い恐怖

野坂さんはクマと100メートルほど離れていたものの、初めての遭遇に強い恐怖を感じたといいます。
野坂さん
「やっぱり怖かったんで、それで電話して、警察の方から『車に戻ってちょっとじっと座ってください』と言われたんで、車の方まで戻りました」

クマが撮影されたのは黒部川左岸の河口付近、黒部市荒俣です。
野坂さんはクマと遭遇する可能性が高い山を避け、この場所を選んで野鳥を撮影していたといいます。
野坂さん
「鳥を撮るときは今の時期だとちょっと涼しい山とか、そういうところに行かないとなかなかいないんで、ただ山に行くとクマが出る。行く場所がなくて、『ここ(河口)なら大丈夫だろう』と安心感があってここで撮ってたんですけどね。まさか(出るとは思わなかった)」
野坂さんがクマに遭遇した6月8日以降、黒部市や入善町によりますと、これまでにクマの痕跡などは確認されていないということです。
野坂さんは、今後も大好きな野鳥の撮影を続けたいとした上で――
野坂さん
「クマ鈴とか笛とかそういうのも全部車の中にあるんですけど。きょう慌ててクマの撃退スプレー注文して、売り切れだったんで注文だけしてきました。もうしばらく様子見てまた来たいんですけど、どこまでちょっと安心できるかが分からないですね」
富山県によりますと、6月に入ってから10日時点でクマの目撃件数は24件と、5月の40件の半数をすでに上回るペースです。
県などは、見通しの良い場所であっても油断せず、クマを目撃した場合は近づかずにすぐ通報するよう呼びかけています。














