江戸時代後期に活躍した岡山出身の文人画家・浦上春琴。アメリカの美術館が所蔵する傑作の屏風が再現され、岡山での展示が始まりました。

アメリカのミネアポリス美術館が所蔵する浦上春琴の「春秋山水図屏風」。その精密な複製品が岡山県立美術館に寄贈されました。キャノンの先進的なデジタル技術と、京都の伝統工芸の技によってオリジナルに限りなく忠実に再現されたものです。

右側に春、左側に秋の景色が上質な絹地に描かれた力作で、春琴が屏風一面に描いた作品としては、わずか3点しか知られていない貴重なものです。

(岡山県立美術館 守安收館長)
「(複製品は)非常に優れた出来栄えという一言ですね。美術館とか美術館の外で、いろんなところで活用できる。例えば学校などでも利用いただけるというふうに思います」

屏風は記念展示として、きょう(10日)から7月5日まで、岡山県立美術館屋内広場で無料で公開されています。