「第51回 菊田一夫演劇賞」授賞式が10日行われ、俳優の上白石萌音さんが登壇しました。
上白石さんは、舞台『ダディ・ロング・レッグズ』のジルーシャ・アボット役、『千と千尋の神隠し』の千尋役の演技に対して菊田一夫演劇大賞を受賞しました。選考委員の萩尾瞳委員によると、主人公の成長を伸びやかに表情豊かに、そして愛らしく見せていたことなどが主な受賞理由です。2021年『千と千尋の神隠し』は作品全体で「菊田一夫演劇大賞」を受賞しており、今回は同作品で個人としての受賞です。
〝名誉と歴史ある賞と、もったいないお言葉を賜りまして、公演初日の舞台袖くらい緊張しております(笑)〟と笑顔を浮かべた上白石さん。
〝私は幼いころから演劇が大好きで、演劇に携わりたくてこの世界に足を踏み入れました。演劇の世界では「あの作品のあの役を演じてみたい」と具体的な憧れを持つことが出来ますが、『ダディ・ロング・レッグズ』のジルーシャ役は私にとってまさにそれ。高校生の時から再演の度に劇場に足を運んで、DVDもすり切れるほど見ていました〟と、学生時代を回想。
また、『千と千尋の神隠し』ではロンドンや韓国などの海外公演を経験。〝文化の違いからくるお客様の反応の違いに驚いたり、反対に、国境を越えても変わらない人の普遍性に触れて嬉しくなった〟と振り返り、〝海外公演では半数以上が現地スタッフになりますので、お互いの働き方に影響を受けることも多々あって、貴重な経験をこれからも大切にしていきたいと思っております〟と述べました。
両作品の演出をつとめたジョン・ケアード氏にも触れ、〝ジョンはいつも「演劇は英語で “play” という。playには “遊ぶ” という意味もあるので、舞台の上ではいつもリラックスしてワクワクしていなさい」と仰います。幼い頃に抱いた演劇への憧れを、そのまま大切に持ちながら、いつもワクワクしながら精進してまいりたいと思います〟と笑顔を浮かべました。
【 担当:芸能情報ステーション 】














