アメリカ軍はホルムズ海峡で陸軍のヘリコプターが撃墜されたことへの報復として、イランの防空施設などを攻撃しました。イランには増尾記者がいます。最新情報を伝えてください。
イランの軍事精鋭部隊・革命防衛隊によりますと、アメリカからの攻撃を受けた報復として、イランは中東バーレーンにあるアメリカ海軍の本部を標的に攻撃を行ったということです。
被害の状況というのは明らかになっていませんが、バーレーンでは一時警報が鳴り響き、市民に対して建物の中に留まるよう勧告が出ました。
さらに、イランメディアによりますと、革命防衛隊はヨルダンに対してもミサイル攻撃を行ったと報じています。
Q.攻撃の応酬による情勢の激化が懸念されますが、イランによる攻撃は今後も続くのでしょうか?
これについて、イラン側が今後どう対応していくか正式な発表は今のところ出ていません。
ただ、革命防衛隊に近いタスニム通信は先ほど、イラン軍事当局の声明として、イランが中東各地のアメリカ軍基地を攻撃したことを明らかにしたうえで、「イランに対する攻撃が再び行われれば、さらに深刻かつ広範な攻撃を実施する」と伝えています。
この声明で注目されるのは、今回の攻撃をもって作戦が終了したとは明言していない一方で、今後の軍事行動については、あくまで「アメリカによる攻撃が繰り返された場合」と条件を付けている点です。
つまり、アメリカ側による追加攻撃がなければ、一定の自制に踏み切る可能性も読み取れます。イランとしても、報復能力を示しつつ、これ以上の事態のエスカレーションは避けたいという狙いがあったようにも感じられます。
ただ、情勢は依然として流動的で、全面的な戦闘の再開につながらないか予断を許さない状況が続いています。
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