中国の習近平国家主席はきょう(9日)午後、2日間にわたる北朝鮮訪問を終え、北京に戻りました。金正恩総書記との会談を通して両国の結束を確認する一方、非核化について言及することはありませんでした。
中国外務省によりますと、きょう(9日)正午すぎ、習近平国家主席と妻の彭麗媛氏は、金正恩総書記と妻の李雪主氏が主催する少人数の昼食会に出席しました。
ここで習主席は「金総書記と私は、新時代における両国関係の発展について重要な共通認識に達した」と述べ、両国関係を強化する考えを改めて示しました。また、「地域や世界の平和と安定の維持について踏み込んだ意見交換を行った」としています。
具体的な中身については明らかにされていませんが、アメリカやロシアとの関係についてや、朝鮮半島情勢について意見を交わした可能性もあります。
これに対し、金総書記は「今回の訪問で得ることができた重要な共通認識を実行に移し、両国関係をさらに発展させていきたい」と応じたということです。焦点となっていた「非核化」についての言及はありませんでした。
北朝鮮の非核化について言及したか、という質問に対し、中国外務省の林剣報道官は「中国の朝鮮半島問題における立場と政策は連続性と安定性を保持している」と述べるに留めました。
昼食会に先立ち、習主席と金総書記は朝鮮戦争に参戦した中国軍人を称える友誼塔を訪れたほか、朝鮮労働党の幹部学校を訪問し、友好の象徴とされる松の木を2人で植樹しました。両首脳は、電気自動車に乗って学校の敷地内を移動したということです。
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