兵庫県芦屋市の小学校でいじめを受けた児童が転校し、保護者らが市に損害賠償を求めていた裁判で、8日、和解が成立しました。

訴状などによりますと、2021年12月、当時小学4年生の女子児童が同級生から「死ね」「地獄に落ちろ」などと書かれた携帯電話のメッセージを見せられて不登校になり、転校を余儀なくされました。いじめが重大事態と認定されたのは、発覚から約7か月後のことです。

保護者らは、学校や教育委員会の対応の遅れによっていじめの被害が深刻化したなどとして、市に対し慰謝料など計約540万円を求める訴えを起こしていましたが、市が60万円を支払うことなどを条件に和解が成立したと双方が明らかにしました。

芦屋市の髙島崚輔市長は「被害にあわれたご本人とご家族に多大なご負担とご心痛をおかけしたことをおわび申し上げます」などとコメントしています。