青森県八戸市の中心街にあるインドア型テーマパーク「AEM(アエマ)」の運営会社が、契約期間を満了した大半の出店者に対して、6月末で退去するよう求めたことが分かりました。

出店者からは、備品の運搬費用などを懸念する声が上がっています。

AEMは2025年4月に、八戸市十三日町にオープンしましたが、2025年12月の「青森県東方沖地震」を受けた点検や補修などを理由に臨時休館していました。

AEMの運営会社によりますと、6月4日に説明会を開き、契約期間が満了した大半の出店者に対して6月末での退去を求めたということです。

説明会に参加した店によりますと、休業した期間の補償について運営会社に質問もありましたが、明確な回答はありませんでした。

AEMは当初、テナントは全部で約50店舗が入居する予定とされていましたが、2025年4月にオープンした時は11店舗に留まりました。

その1つ、インドカレー「ウサブ」です。
八戸市新井田に本店があり、2店舗目として出店しました。

AEMでの営業は2026年4月に契約を終えていて、いまは再び1店舗で営業しています。

6月中にAEM退去となれば、業務用の冷蔵庫や窯を移動させることになるため、その費用が悩みとなっています。

「ウサブ」のオーナー ナランダッタ・スベディ さん
「4月まで契約はあったんです。残念ながら待っていたんですけれども、いまは物置だから、窯と冷蔵庫が2つあるが、捨てるのも金がかかるし、持ってくるのも運ぶ金がかかるし、置くところもないし…。いろいろ問題がある。(運搬費用を)少しだけでも手伝ってもらえれば一番ありがたいなと思っています」

AEMは2022年に閉店したデパート「旧三春屋」を再開発していて、中心街の活性化に期待が寄せられていたため、市民からは残念という声が上りました。

八戸市民
「(営業中も)あまり活気もないし、(利用は)やめようかなとなった。そのうち地震が来て、もともと古かったが(テナントが)なくなるとは…。なんだか、ちょっと残念」

運営会社は、AEMの再開を目指して動いているものの、現時点では目処は立っていないとしています。

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