市内を“右往左往”する目撃情報 クマとの共生「境界線」はどこに

井上キャスター:
クマの生態に詳しい岩手大学農学部の山内貴義准教授によると、クマは「宇都宮市の北部にある山から下りてきたのではないか」ということです。
宇都宮市北部には山があり、JR宇都宮駅や東武宇都宮駅は山と近い位置関係にあります。また、あたりには住宅街が広がっています。

▼6日の午前6時半ごろに山あいに近い場所で最初の目撃があり、▼7日の午前1時14分ごろ~午後11時50分ごろの目撃情報から、山から都市部に向かって移動しているのがわかります。
そして、8日には午前3時20分ごろ、午前4時25分ごろに目撃され、山側に戻っていくようなルートをたどっています。
クマがどう動くかわからない中で、警戒は続けなければいけません。クマが山に戻るのを待つしかないという状況で、地元の方は対応が難しいですね。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
クマが、どのように山に戻ったらいいかわからなくなっている動き方にも感じます。
本来、自然との共生は、生息場所が決まっていてお互いに危害を加えないという境界線があって初めて成立することだと思います。捕まえるまでなのか、今後の対応が難しいですよね。
井上キャスター:
山と都市の境界線を越えて食べ物を得てしまうと、どんどん住宅街の方へ侵入してくるかもしれません。














