津波注意報を受け、宮崎県沿岸部の自治体では、一時、避難指示が発令されました。
海岸近くの場所では高台へ避難する人たちの姿が多くみられました。

(三輪洋平カメラマン)
「日南市大堂津小学校です。津波避難の発令を受けて、児童たちが高台へ避難しています」

海岸からおよそ600メートルの場所にある日南市の大堂津小学校では、津波注意報の発表を受け、すべての児童と職員が近くにある高台へ避難しました。

避難指示が発令された自治体によりますと、沿岸近くの一部の公立小学校では、避難後、児童を保護者へ引き渡すなどの対応にあたったということです。

(中野義大記者)
「津波注意報の発表を受け、宮崎市青島では消防団が注意を呼びかけています」

一方、宮崎市青島では、消防隊員などが、サーファーらに海から上がり、海岸から離れるよう呼びかけていました。

(サーファー)
「今来て、入れないよって言われて。一応、念のため避難した方がいいのかな」
「ぜんぜん分かってなくて、『人が減ってきたな』って周りを見て、消防車が来たので、上がらないとという形で上がってきましたね。恐いです」

青島を訪れた観光客は。

(観光客)
「添乗員さんから、中止と聞いた。命のほうが大事かなということで(引き返した)」
(添乗員)
「避難指示が発令されたので、こちらとしてもお客さんの安全確保が第一」

また、高台にある道の駅フェニックスでは、車で避難してきた人もいました。

(避難してきた人)
「(家が)海岸が近いのでいつもここに逃げている。保育園の先生達がここにすぐ避難で連れてきてくれて、連絡をいただいて迎えに来た」
「いつもは青島バイパスに避難しているが、そこにはお手洗いがないので、ここに避難してきた」

一方、津波注意報による交通機関などへの影響はありませんでした。

津波注意報は解除されましたが、宮崎公立大学地域連携防災研究センターの山下裕亮准教授は「宮崎港で30センチの最大波を観測したように、まだしばらく津波自体は襲来があり影響が続くとみられる。今夜のうちまでは、念のため海には近づかないようにしてください」と呼びかけています。