長野県内企業のトップが集まる県経営者協会の新春賀詞交歓会が長野市で11日開かれ、碓井稔会長は「若者が将来に期待を持てる社会づくりに取り組む」と強調しました。


県経営者協会の新春賀詞交歓会には、県内の企業のトップなど200人以上が参加しました。

(碓井稔会長)「若者が将来に期待を持ち、子どもを育てられる社会を作る覚悟をもって取り組む」

県経営者協会の碓井稔会長は、経済界としても少子化の対応に覚悟をもって取り組むべきだと訴え、新たな技術の導入で収益性を高め、多くの人に利益を還元できるよう事業を改善する必要があると述べました。

また、2023年の県内経済については…。

「観光とかこういうものがすごくよくなるので、コロナ禍の中で県内製造業もいろんな形で取り組みを強化してくれているので、基盤が強くなるような期待ができるんじゃないかなと思っています」

また、環境に配慮した経済活動が世界的に加速しているとして、脱炭素技術の開発の取り組みが急務だと強調しました。