日本とアメリカの外務・防衛担当の閣僚協議「2プラス2」が開かれ、反撃能力の保有などを含む日本の防衛力強化の方針についてアメリカ側から強い支持が表明されました。ワシントンから報告です。

国家安全保障戦略など安保関連3文書を改定して初めて迎える2プラス2でしたが、日本側の説明に対し、アメリカ側の閣僚から大きな評価が示されました。

一方で、アメリカ側は沖縄に駐留する海兵隊を2025年までに改編し、離島の防衛に備える海兵沿岸連隊を創設することを表明しました。こうした動きの念頭にあるのは中国の存在です。

アメリカ ブリンケン国務長官
「日米と同盟国・友好国にとって中国は最大の戦略的挑戦であるとの認識で一致した」

林芳正外務大臣
「国際秩序を作り変えようとする(中国の)外交政策は、日米同盟および国際社会全体にとっての深刻な懸念であるという認識を共有しました」

中国が軍事利用を含めた宇宙開発を急速に進める中、日米両国はアメリカの日本に対する防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が宇宙空間も適用対象になりうることも確認しました。

政府関係者は交渉の中で、アメリカ側の安全保障環境の変化への切迫感が非常に強いと感じたと話していましたが、日米の連携を進めると同時に、日米それぞれが中国とどのように向き合っていくかも今後問われることになります。