子どもを中心に感染する「手足口病」の患者数が、大分県内で2年ぶりに警報基準を超えました。今シーズンの特徴や注意点を専門医に聞きました。
代表的な夏風邪の一つとされる「手足口病」。口の中や手足に発しんが出る感染症で、5歳以下の乳幼児に流行する傾向があります。
大分県内の感染者数が2年ぶりに警報基準を超える中、大分市内の小児科でも数週間ほど前から徐々に患者が増えてきたといいます。

(あんどう小児科 安藤昭和院長)「いま出ている患者は発しんが中心で、口内炎も軽度です。重症者は今のところいない印象ですが、数が増えてくると、重症化する子も出てくる可能性があります」
5月31日までの1週間に確認された1医療機関あたりの患者数は、南部や大分市などで警報基準を超えています。
例年7月下旬に流行のピークを迎える手足口病。症状は1週間程度で治りますが、ウイルス自体は体内に数週間とどまるため、乳幼児が集団生活をする場所では特に注意が必要です。
(あんどう小児科 安藤昭和院長)「一般的にインフルエンザや新型コロナで推奨されるようなアルコールによる手の消毒は、この病気に対して効果的ではないと言われています。しっかり手洗い、特に流水による石けんでの手洗いが大切です」
有効なワクチンや予防薬もないため、入念な手洗いなど地道な感染対策が大切です。














