近年、札幌市をはじめ各地の住宅街で防犯カメラの設置が増加しています。強盗などの凶悪犯罪や身近なトラブルへの抑止力として期待される一方、専門家は「日本では録画(捜査)専用になりがちで、未然に防ぐにはアプローチを長く撮るなど設置の工夫が必要」と指摘。さらに「見られたくない」という住民の心理や、プライバシー保護のためのガイドライン整備といった運用上の課題も浮き彫りになっています。現状と課題を取材しました。

犯罪捜査の決め手になる防犯カメラ

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北海道は治安がいいから大丈夫!…というのは、昔の話。地域の「防犯力」を高めようと、いま札幌の住宅街で防犯カメラの設置が増えています。

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札幌市手稲区の町内会
「令和2年(2020年)ですね。最初に(監視カメラを)つけました。両方の歩道をこどもが行き来しているから」

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町内会でカメラを設置。期待するのは、事故や犯罪の抑止です。その一方で課題も…。

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札幌市手稲区の町内会
「(あのカメラですか?)全部向こうを狙っているんですよ、子どもが帰ってくる方向になっている」

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専門家
「(日本は)抑止力というより、捜査のほうに使われている」

増え続ける防犯カメラ。その現状を取材しました。