■バレーボール・ネーションズリーグ 女子予選ラウンド 日本 3ー1 フランス(日本時間4日、カナダ)

ネーションズリーグの女子予選ラウンド初戦で、女子日本代表(世界ランク5位)はフランス(同13位)に3-1(23ー25、25ー12、25ー22、25ー13)で勝利し、白星発進した。この試合の解説を務めた元女子日本代表の栗原恵さん(41)に試合の振り返りと6日(日本時間)に迎えるウクライナ戦の見どころを聞いた。

南波アナ、栗原さん


TBS南波雅俊アナウンサー:
さあ、いよいよですね、ネーションズリーグが今日始まりまして、初戦のフランス戦、セットカウントは3対1。ただ第1セットを取られてから始まったというところで、最初はどうなることかと思ったんですが、改めて試合自体はどのように振り返りますか?

栗原恵さん:
本当に苦しい展開もあったんですけど、選手たちがその度にですね、このセットではこれを修正しようっていうのが見えてきたんですよね。これをやろうとしてるんだな、そしてこうしたいんだなっていう意図が見える戦い方を常にしてくれたので、非常に楽しかったですし、心強いなと思いました。

南波アナ:
放送の場合は、ちょうどプレーの合間に基本的に解説をしていただくという形なので、話しきれなかったことたくさんあると思うんで、ぜひともですね、その話しきれなかった部分で、今日活躍した選手の魅力、栗原さんいかがでしょう。

栗原さん:
今日いっぱいいますね!代わって入ってくれた選手も良かったですし、もちろんスタートから出た選手も素晴らしかったんですけど、まずは佐藤淑乃選手。
やっぱり最後、バックアタック連続で決めてくれて、ただただ気持ちよかったです(笑)


南波アナ:
しかも連続もそうですし、第4セットなんかはいきなりバックアタックで点を取ってましたし。

栗原さん:
スタートから勢い乗せてくれましたし、最後相手に対してとどめを刺した形になったのも佐藤選手のバックアタックだったんじゃないかなと思います。

南波アナ:
栗原さんが試合の中で、第3セットの頭でしたかね、バックアタックを増やしていきたいんだっていうふうにおっしゃってて、そこから本当に要所で決まるようになって。

栗原さん:
まるで予言が当たったかのようにやってくれて、ありがとうございましたって感じですね本当に。

南波アナ:カナダにも届いてたかもしれませんね。

栗原さん:ありがたいです。

南波アナ:あと佐藤淑乃選手以外ですと?

栗原さん:
ミドル陣の2人ですね。島村(春世)選手、荒木(彩花)選手の活躍は今回の試合は外せないんじゃないでしょうか。

南波アナ:それぞれ伺っていきますと、まずじゃあ荒木選手どうで

栗原さん:
本当にサーブからのブレイクっていうところは荒木選手が今回の試合はたくさん見せてくれましたし、サーブを打った後のディフェンスですよね。1つのラリーで3本ぐらい連続して上げてくれたんじゃないかっていうのもありましたし、そしてやっぱりフォワードでもスパイクからブロックっていうところで、本当に存在感をすごく示してくれたので、昨年からの成長の伸び幅っていうのがすごいなっていうのは感じました。

南波アナ:
実際、取材に行った時も、すごくシャープになっていらっしゃって。ご自身から練習をする量が増えて、絞れて動けるんだってことも言ってまして。ちょっと確かにシャープになられましたねって言ったら、「嬉しいです」って言って。そんな一面もあったというところなんですが。

栗原さん:かわいいですね。

南波アナ:
一方で島村選手。ベテランですけど、今日も本当に運動量豊富でしたね。

栗原さん:
本当にコートの中、どれぐらい動いたのっていうくらい常に動き続けてくれてましたし、そしてやっぱりあの速いブロード攻撃があることによって、周りの選手が生かされるんですよね。そして選択肢が非常に増えてくる。相手に絞らせないっていう、本当に良い働きをされてましたね。

南波アナ:
ベテランになってもあれだけ活躍するっていうのは相当厳しくご自身に対してもトレーニングも含めてやっていかないといけないんだろうなと想像するんですけど、いかがですか栗原さん。

栗原さん:
もちろんそうですし、コンディションの調整として、逆にうまく抜いていくところっていうのも考えないといけないっていうところと、あとやっぱり照準、ピークを持っていき方ですよね。ピーキングの作り方っていうのは抜群にうまいなっていう風に、今日の開幕戦を見てより感じました。

南波アナ:
その辺りも経験豊富ですからね。

栗原さん:
やっぱりここまで積み上げてきたもののすごさっていうのを感じさせてくれましたね。