45年ぶりにJR山陽線の山口エリアに導入される新型車両「Kizashi」。6月27日のデビューを前に3日、報道機関向けの試乗会がありました。

「Kizashi」は、岡山や広島などで運行されている227系がベースです。山口エリアを走る車両では初めて、衝撃吸収構造や自動停止装置などが採用され、安全性の向上を図っています。車体と台車の間には空気ばねを装着していて、走行時の揺れや騒音を抑えるということです。

試乗会では、JR新山口駅から徳山駅までを走行しました。

記者
「乗り心地ですが、揺れや騒音が少ないように感じます。また、出入り口付近を見てみますと、スペースが広く取られていて、スムーズな乗り降りがしやすいようになっています」

従来の5列シートを4列にすることで、出入り口付近のスペースを広げ、座席数確保のために補助シートをつけています。また、バリアフリーのトイレや防犯カメラなどを備えていて、行き先は日本語と英語の2か国語で案内します。

維新の地・山口の夜明け前の漆黒と差し込む光の金色を表現したシンボルカラーを輝かせながらJR山陽線を走りました。

JR西日本下関総合車両所下関支所 山本幸治さん
「乗り心地、車内の快適性が格段に向上していますので、ぜひご乗車いただきたいと思います」

6月27日から、JR山陽線の岩国・下関駅間で運行されます。2両編成3本と3両編成6本の合わせて24両が導入されます。