世界中で被害が相次ぐサイバー攻撃。
JNNが入手したハッカー集団のチャット記録から、その実態が見えてきました。
被害の多くに共通していたのは「単純なパスワード」でした。あなたの大切なデータも狙われているかもしれません。

中小企業や個人も標的 サイバー攻撃の実態

出水麻衣キャスター:
企業を狙うサイバー攻撃は、「ランサムウェア」と呼ばれるデータなどを人質に取り“身代金”を要求する手法が多くなっています。警察庁によると、わかっているだけでも2025年は226件の被害がありました。

2025年9月に「アサヒグループホールディングス」が甚大な被害に遭った印象が強いと思いますが、内訳を見ると中小企業が多いという現状があります。

【ランサムウェアによる被害件数】
▼中小企業:143件
▼大企業:64件
▼団体等:19件

さらに企業としての損害だけではなく、個人にも大きな被害が及んでいるようです。

TBS報道局社会部 福田陽平 記者:
「リークサイト」と呼ばれるハッカーの“暴露サイト”には、世界中の会社の機密情報だけではなく、個人情報も公開されています。

実際にサイトを見ると、ある日本の企業から盗んだとみられるファイルがそのまま掲載されていました。中には契約書や履歴書、パスポートといったデータもありました。

これらはサーバーで管理していたものとみられますが、そのようなデータも流出する恐れがあります。

出水キャスター:
このリークサイト自体は誰でもアクセスできるのでしょうか。

TBS報道局社会部 福田記者:
誰でもいつでも簡単にアクセスできるわけではありませんが、特殊な方法を用いれば閲覧することができてしまいます。