青森県教育委員会は入学者の減少が続く県立大間高校について、再来年度の2024年度から生徒の全国募集が決まったと発表しました。全国募集をする青森県立高校の決定は5校目となります。
これは11日開かれた青森県教育委員会の定例会で発表されました。それによりますと、2024年度から入学する生徒の全国募集は12月、大間町が申請し、県教委が受け入れ体制の整備状況などを確認して正式に決定したということです。青森県立高校再編の第2期実施計画で大間高校は、入学者が2年連続で40人以下となった場合、現在の1学年2学級から1学級に減らされることになっています。
※大間町 野崎尚文町長
「なんとか2学級を維持したくて魅力ある大間高校を伝えるために全国募集を決断しました。決まったことに対して本当にうれしく思っています」
青森県内では2023年度から鯵ヶ沢高校や三戸高校など計4校の県立高校で全国募集が決まっていて、5校目となる大間高校は1年遅れの導入となります。
※県高等学校教育改革推進室 外崎学室長
「4校が先行してやっているので反省点もありますが、さらにPRに向けて進めていきたい」
県教育委員会では今後、オンラインの合同説明会に参加するなどして、広くPRに努めたいとしています。














