城下町・弘前の冬を幻想的に彩る弘前城雪燈篭まつりです。冬の一大イベントは新型コロナの影響による中止を乗り越え、今年、2年ぶりに開催されます。これに向けて、陸上自衛隊弘前駐屯地による大雪像の制作が始まりました。
弘前公園では11日、大雪像を制作する弘前駐屯地の協力隊編成完結式が行われ、弘前市の櫻田宏市長が挨拶をしたあと隊員たちが、足場の組み立てに取りかかりました。弘前城雪燈籠まつりは去年、新型コロナの感染拡大により初めて中止となったことから、去年完成を待たずに取り壊されている「旧函館区公会堂」が今年も題材に選ばれました。大雪像は高さ8・5メートル、幅17メートル、奥行き7メートルあり、雪は10トンダンプカーで150台分あまりが使われるということです。
※陸上自衛隊弘前駐屯地 木村勝彦3等陸佐
「今年はぜひ、まつりに華を添えるべく大雪像の作成にまい進したいと皆思っています。8メートルという雪像にするために市と協力して雪を持ってきてぜひとも完成させたい」
大雪像は、2月9日の弘前城雪燈籠まつり開幕にあわせて来週には岩木山などから運ばれてきた雪が積み上げられて急ピッチで制作が進むことになります。














