根性焼きの傷「あった」

送検される主犯格の男(当時18)【この記事の画像を見る】

Q:解剖時の被害者の顔の形や輪郭は、健康な男性と比べて変形していましたか?
A:非常に腫れ上がっていて、顔面から頭部が膨らんでいる印象がありました。

Q:それは、頭部や顔面の皮下組織内に多量の出血によって顔の形が変わった?
A:はい。出血によって皮膚が表面に押され、膨らんでいる状態。

Q:被害者の額には皮下出血や表皮剥脱がありましたね。場所は?
A:額の真ん中より少し上、髪の生え際で赤くなっている部分が。

Q:その額の傷は、どのような原因で生じたと考えられますか。
A:少し表面に凹凸のある場所に頭が叩きつけられて生じたと。

強盗致死罪などに問われている当時18歳の高校生だった男(廷内スケッチ)【この記事の画像を見る】

Q:被告の1人が「ライダーキック」と言いながら被害者の背中に飛び蹴りをする動画を見ていますね。その際、被害者が転倒して額を地面にぶつけたことで、この額の傷が生じた可能性は?
A:十分考えられます。

Q:被害者の体に、火のついたタバコを押し付ける、いわゆる「根性焼き」の跡と判断できるものはありましたか。
A:はい。

Q:どこに?
A:右脇の下、左肩、左胸の横から後ろ側、左太ももの後ろなどに、円形のやけどと思われる部分がありました。

Q:タバコではなく、火であぶられたような痕跡はありましたか。
A:はい。髪の毛の一部が焼けているように見えた部分と、背の一部にも毛が焼けた部分があり、太ももの内側にはライターによるやけどと思われる部分も。