島根県無形民俗文化財に指定されている「益田糸操り人形」の歴史を紹介する展示がいま、益田市で開かれています。
「益田糸操り人形」は明治時代に東京から益田に伝わった人形浄瑠璃で、昭和38年には島根県無形民俗文化財に指定され、現在、保持者会により定期公演が開かれています。
この企画展は、全国でも珍しい糸操り人形の形態と歴史を広く紹介しようと益田市教育委員会が主催し開いているもので、実物の人形や資料
およそ20点が展示されています。
三味線と義太夫の語りに合わせ、舞台から1.5メートル上にある「歩み板」からおよそ20本の糸で人形を操る操作形態は、日本でも唯一無二で貴重な人形芝居だということです。
こちらの4体の人形は、舞台「絵本太功記 尼ヶ崎の段」の一場面を再現したもの。
明智光秀が、襖の影に隠れている秀吉を討ち取ろうと竹槍で刺したところ
、そこには血を流す母親がいたという光秀没落を表現するむごたらしい場面です。
他にも、文楽の人形師が作った人形の頭や胴体の骨組みの展示もあり、興味深い展示となっています。
この企画展「益田糸操り人形の世界」は、益田市立歴史文化交流館「れきしーな」で6月7日までです。














