汚職事件の背景は
起訴状によりますと、成松市議は、2022年に完成した八代市の新庁舎の建設工事をめぐって、東京の準大手ゼネコン「前田建設工業」を含む共同企業体が工事を落札できるようあっせんするなどし、見返りとして2021年6月4日ごろ、現金6000万円を受け取った罪に問われています。
あっせん収賄罪の公訴時効は5年です。
成松市議は新庁舎建設の入札の際に、市の職員に対し、前田建設工業が作った評価基準案を使うよう指示した他、本来は前田建設工業側が負担するはずだった材料費などを市が負担するように変更する一方で、請負代金は変更しないなどの手口を使って、最終的に工事利益を11億3605万円増やすよう指示したとみられます。

(市の職員と協議した際の成松市議とされる音声)
「極端に言ったら増額分かVE(コスト削減)で浮いた分かで帳尻を合わせて、精一杯せり出せるだけせり出して、残り7億なのか8億なのかあとの部分の微々たるところは外構(工事)で調整するとか。最終的に結論から言えば、これだけせり出せればいい」
成松市議は5月25日に行われた裁判手続きで、容疑を否認していました。
この事件では他にも八代市の建設会社役員、園川忠助容疑者(61)と元八代市議の松浦輝幸容疑者(84)も逮捕されましたが、熊本地検はこの2人について先ほど処分保留で釈放したと発表しました。














