怪我をした一羽の白鳥と、それを見守り続ける富山市の「白鳥カメラマン」澤江弘一さん。富山から新潟へと住処を変えたあの白鳥が、去年、1年間消息を絶っていました。波乱万丈の旅を続ける白鳥は今、どうしているのでしょうか。

澤江弘一さん
「走るかもしれん。風が来て」

今月、澤江さんの姿は新潟県上越市にありました。

最近は、週に一度、右の翼を痛めたあの白鳥に会いに来ています。

澤江弘一さん
「タイミングよく走ってくれました」

白鳥が今、住処にしているのは上越市を流れる一級河川・関川です。

澤江弘一さん
「音で来んかな?コメのパシャパシャっていう音でこないのであれば、ちょっと。ふつうあれではぁっと思って近づいてくるので、あとは食べに来るのを待つしかないです」

本来、元気な白鳥であれば、5月は、北海道を経由してシベリアへと北帰行する時期です。

澤江弘一さん
「どんな思いでいるのやら。でもきょうは帰りたい本能があれで、ずっとあれやってましたから。近くにおってくれればよかったんに。ちょっと遠い」