山形県内で特殊詐欺の新たな手口が確認されました。
警察を装い、被害届などを送りつけ、記入欄に情報を記載させて郵送させようとするもので、警察が注意を呼び掛けています。

警察によりますと、今月21日、米沢市に住む50代の女性の家に、日本郵政の職員を名乗る男から電話がありました。

女性は男から「マイナンバーカードやキャッシュカード、通帳、衣類が入った荷物を送りましたか」などと聞かれたということです。

女性が身に覚えがないことを伝えると、男は「愛知県警と連携し、マネーロンダリングの捜査をしている」と言い、そのまま「愛知県警捜査二課」を名乗る人物に電話をつなぎました。

その後女性はLINEでのやりとりに誘導され、ビデオ通話を通じて相手から「被害届を送るので、届出人の欄に住所氏名などを記載して送り返してほしい」などと言われたということです。

後日、女性の家にレターパックで「被害届」や「秘密保護法と記載された紙」などが届きました。

不審に思った女性は親族に話して警察に相談し、金など、実質的な被害はありませんでした。

警察はこれはニセ警察詐欺の前兆と考えられるとしています。

全国的には、逮捕状を郵送する手口も確認されているということです。

警察では、警察官が個人宅に被害届や逮捕状を郵送すること、電話で現金を要求することは絶対にないとして注意を呼び掛けています。