豆腐を凍らせてから熟成・乾燥させる独特の製法で作られる『高野豆腐』。最新の大学の研究で、この高野豆腐には太りにくくなる効果が期待できることが分かりました。

僧侶の精進料理が始まり?肥満予防になるという研究結果も

山形純菜キャスター:
諸説ありますが旭松食品によると、そもそも高野豆腐は、鎌倉時代に和歌山県の高野山の僧侶たちの食事から生まれたとされています。

精進料理として食べていた豆腐が、冬の厳しい寒さで凍ってしまい、翌日溶かして食べてみたところおいしかったことから、食べるようになったと言われています。

高野豆腐は現在も、豆腐を凍結、熟成させた後に乾燥させるという、独特の製法で作られています。

栄養価はタンパク質が非常に豊富となっており、▼木綿豆腐の約1.5倍、▼絹ごし豆腐の約2倍のタンパク質が含まれています。

旭松食品によると、他にもカルシウム・鉄分も豊富に含まれています。

高野豆腐を作る過程で一度水分を抜き乾燥させている分、栄養が凝縮されるということです。

信州大学などの研究結果によると、「高野豆腐は肥満の予防ができる可能性がある」といいます。

肥満と食品の関係に詳しい信州大学医学部の田中直樹教授によると、「高野豆腐のタンパク質が腸内で消化される過程で痩せホルモンが作られやすくなり、太りにくくなる」ということです。

まだマウスでの実験段階ですが、今後の人への応用に向けて、高野豆腐の効果に期待が高まっています。