25日、全国で初めて「高潮予報海岸」に指定されることが発表された富山県東部の下新川海岸。これまでの予測に新たなデータが加わることで、より迅速で正確な予報と、避難呼びかけへの期待がかかります。

梶谷昌吾記者
「高潮予報海岸に指定された下新川海岸です。県東部3地点で得たデータをもとに、より精度の高い高潮予報を出すことが出来るようになります」
全国で初めて「高潮予報海岸」に指定されることが決まった下新川海岸。

下新川海岸は黒部市の片貝川から富山と新潟の県境を流れる朝日町の境川までの区域です。

国交省黒部河川事務所 日下部満さん
「今回下新川海岸が指定を受けました高潮予報海岸は他の海岸が従来通り気象庁が単独で潮位の変動によって予測をしていくのに対しまして潮位の予測に加えて波の打ち上げ高と呼ばれます高波の部分の予測を加えてこの高潮予報を出していく海岸になります」

これまでの高潮予報は、海面の高さを示す気象庁の潮位予測のみで行われていましたが、今回は、海岸の地形などを考慮した国交省と県の「波の打ち上げ高」のデータを反映。
2つのデータから、より精度の高い予報や警報を出すことが可能になります。

この「高潮予報海岸」は、あさって28日の午後から始まる新たな防災気象情報とともに運用が開始され、国土交通省、気象庁、県の三者が共同で予報を行います。

国交省黒部河川事務所 日下部満さん
「三者で波の打ち上げ高の部分も従来の潮位予測に加えて予測をしていくことで実際に発生する波に近い予測値を出すことが出来るようになる。基本的には正確性が一番だと思うんですけど時間というところでも実際に避難出来る時間を確保できるという意味でも精度は高まっていると思う」














