■長い間、口にできなかった「戦争のこと」
鶴を折る女性たちの多くは、戦争で父を亡くしています。
戦後81年。父の顔を覚えていない人、一度も会ったことがない人も少なくありません。

阿部博子さん「今まではやっぱり話せなかったんだよね。でもこの年になったら昔のことが話せるようになったというのかな。(残された)母親が大変だったとか学校で差別があったとか、先生から差別あったとか、片親の人がいると銀行では採用してもらえないとか。みんなで折り鶴を折りながら話ができるというかな」

戦争で父を失い、母とともに苦しい日々を乗り越えてきました。戦争のことは長い間、口にできなかったといいます。
阿部博子さん「遺品が戻ってきたのね、我が家に。腹巻きが真っ白にしみがいろいろついたりしているのが戻ってきたから、それこそ千人針をつくる暇もなく、出征したのかなと。今まではそんなことは思わなかったけれどもこの年になると涙が出てくる」















