1月10日は「110番の日」です。2022年10月から試験運用されている「110番映像通報システム」の体験会が、福岡県で開かれました。
◆映像や写真をスマホで“通報”

「目の前で事故が起きました」
「ナンバーは写真でとっています」
小郡警察署で実施された「110番映像通報システム」の体験会には、地域の防犯ボランティアなど約30人が参加しました。この通報システムは、110番をした人が、スマートフォンから現場の映像や画像を送信するものです。参加者たちはひき逃げや飲酒運転で車両が逃走したことを逃げたことを想定して通報システムを体験しました。
◆事故・火災・遭難で活用が進む

RKB永牟田龍太「飲酒運転の車が逃げていったので110番したいと思います」
警察「事件ですか?事故ですか?」
RKB永牟田龍太「写真を撮っています」
警察「あなたが撮った画像を送ってもらったら周りの警察官に知らせることができます」
去年10月から試験運用が始まった「110番映像通報システム」は開始から2か月で車の事故や火災、遭難など全国で622件活用されています。しかし、福岡県ではわずか3件の活用にとどまっているということです。福岡県警は、今年4月の本格運用を前に通報システムの周知を強化することにしています。














