兵庫県たつの市で母と娘が殺害された事件で指名手配されている男は、事件発覚前に警察に話を聞かれた際の所持金が500円程度だったということです。

たつの市の住宅で田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)が殺害された事件では、10年ほど前まで田中さんの隣に住んでいた大山賢二容疑者(42)が、千尋さんに対する殺人容疑で全国に指名手配されています。

大山容疑者は事件が発覚する3日前の5月16日、東に30キロほど離れた高砂市内の路上で寝ているところを警察官に声をかけられましたが、捜査関係者によりますと、その際の所持金は500円程度だったということです。

また、事件後には現場に近いJR播磨新宮駅の防犯カメラに大山容疑者の姿が映っていたということです。

車を使用した形跡もないことから、警察は大山容疑者が徒歩と公共交通機関で移動したとみて捜査しています。