法教育を教える教員が足りない
一方、法教育を学校で教えるうえで問題点もあるそうです。山崎さんによると、小中学校では弁護士会の単発の出張授業に頼らざるを得ず、高校では「公共」という新しい科目が導入され、法教育を教える体制は、制度上は整っているものの、教えることができる教員が不足しているそうです。
千葉県の高校教員を長く続け、現在は明治大学講師の藤井剛さんは「高校の社会科教員は法学部出身の人が少なく、法律を教えるのが不得意な先生が多いため法教育を止めてしまっているところがあるのではないか」と話します。

今回のシンポジウムに小学生のお子さんと来場した親御さんに感想を聞きました。
親御さん
正直私も法律のことはあまり知りませんでしたけれども、実際に法律がどういうふうに使われているかとか、法律は変えられるんだとか、そういうことを子どもが早いうちにベーシックなスキルとして知ることは大事なことなんじゃないかなと改めて思って、子どもに勉強させようかなと思いました。
お子さん
SNSの注意だけは、紙ですごい来ますね。毎日連続で来たこともありました。カメラの扱いとか機器の扱いには学校も神経とがらせてるし、子どもたちにも注意喚起がありますね。
山崎さんが今一番子どもに教えたい法律は、自転車の「道路交通法」だそうです。自転車の交通違反に青切符制度が導入され、すでにいろいろなニュースでも取り上げられていますが、これをきっかけに法教育について考えてみるのもいいかもしれません。
(TBSラジオ「人権TODAY」担当:進藤誠人)














