SNSでは子どもが加害者となり被害者にもなる
とりわけ最近はインターネットやSNS上でのトラブルに子どもも巻き込まれています。例えば、オンラインゲームで金銭トラブルになったり、画像や動画を勝手に使って著作権の侵害になったりする事例があります。総務省が2024年に行ったインターネット利用に関する調査では、青少年のおよそ半数が何らかのトラブルに遭遇したことがあると回答しています。
また、SNSでの迷惑動画も問題になりました。回転寿司店で醤油差しをなめる、いわゆる「しょうゆペロペロ事件」や、「バイトテロ」と呼ばれる、職場でのアルバイトによる不適切ないたずら動画がSNSで拡散され、大炎上することもありました。そして、学校内でのいじめや暴行の動画がSNSに上がることもあります。再び山崎さんの話です。
山崎聡一郎さん
あらゆる子どもが加害者になりうるし被害者にもなりうるというのを前提として、そういったトラブルを未然に防いだりとか、あるいは見かけた時にその違和感に気づけるようになったりとか、あるいはそれが自分の問題としては起こらなかったとしても、そういった問題を分かって自分が代わりに解決するんだということで動けるような大人に育てていくということができないかなということを考えています。
そして今やAI時代です。SNSには大人でも見分けがつかないAI画像があふれ、フェイクニュースや間違った情報に触れる機会も増えました。山崎さんはこんなことも話しています。
いろいろな情報が氾濫する時代っていうのはインターネット社会ではずっと言われてきたことなんですけれども、特に最近その情報っていうのをAIが収集したり要約したり、あるいは新たに生成したりということが出てきたことによって、なおさら疑ったり判断したり、検証したりといった能力を高めていかなければいけない時代に入ってきたというふうに考えています。
最近のニュースでは、生成AIで作られた画像や動画にはその旨を表示させることをSNS事業者に義務付けようという動きもあります。














