■明治杯全日本選抜レスリング選手権(24日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)

今年、愛知県・名古屋で行われるアジア大会の代表選考を兼ねた明治杯全日本選抜レスリング。女子57kg級で藤波朱理(22、レスター)が優勝、女子50kg級で須﨑優衣(26、キッツ)が優勝し、アジア大会代表に内定した。

24年パリ五輪53kg級で金メダルを獲得した藤波、現在は57kg級に転向しての戦いとなった。今大会の3週間前に左ヒザのじん帯を損傷しての出場となったが、決勝でも相手を寄せ付けずに8ー0で勝利、社会人となっての初優勝、そして、中学から続く連勝記録も153に伸ばした。去年12月の全日本選手権と今大会の優勝でアジア大会と世界選手権の代表に内定した。

藤波は「自分のレスリングをすることと、勝ち切ることが目標だったので優勝できてすごくうれしい気持ちと、ホッとしてる気持ち」と心境を語った。153連勝と前人未到の記録を更新したが「自分のレスリングをもっともっと高めていきたい、強くなっていきたい、どんどんレベルアップしていきたい」と女王の向上心は衰えることはない。アジア大会については「地元名古屋で開催される大会ですごく思いが強い、厳しい戦いになるとは思うが楽しみですし、地元の応援してくれる方の前で勝つ姿を想像しながらやっていきたい」と思いを語った。

3年ぶりの出場となった50kg級の須﨑は前日23日、準決勝まで順当に勝ち上がってきた。そして、決勝は小川凜佳(19、育英大)に対して、投げ技からのフォール勝ちで快勝。こちらもアジア大会と世界選手権の代表内定となった。須﨑は「自分の強いレスリングが確立してきた、アジア大会は初めての出場になりますし、母国開催という事で盛り上がると思いますし、優勝できるように準備したい」と語った。