これまでの研究で、吃音は概ね100人に1人の割合で発症すると推計されています。しかし、身近なところに当事者がいて、吃音を知っている人が多いにもかかわらず、接し方については正しく理解されていないと松井さんは感じています。

松井佑介さん
「吃音のある子に吃音のことを話題で振ってしまうと、吃音を意識して吃音が悪化してしまうんじゃないかっていうのが根強くあるが、まずこれは間違い。両親は吃音だと知っていた。意識させたら悪化すると思って、高校1年生まで吃音の話を家でしたことがなかった。どうなるかっていうと、大人が触れないものは子供も触れない。結果として悩みを抱え込んでしまう」

●金沢大学・小林宏明教授
「かつては吃音ていうのは話し方へのアプローチが中心だったが、最近では環境に対するアプローチ、心理面に対するアプローチ、吃音の言語症状をなくすことより、吃音による困難を少なくして社会の中で生きやすく参加しやすくする」















