下水道管の老朽化対策 工事に記者が同行


 そんな中、点検と同時に下水道管を新しくする工事も進められています。今回は設置されてから62年が経った下水道管約540mの老朽化対策を行うといいます。記者も工事に同行しました。

 (記者)「足元に下水が、生活排水が流れています。中は真っ暗です。ライトがないと何も見えないような真っ暗な空間です」

 縦約2.2m、横2.7m。今回、工事が行われる下水道管の内部です。足元には絶えず下水が流れています。

 (記者)「トイレみたいなにおいがしますね」

 今回の工事に使われるのは、こちらの巨大な機械です。下水道管に沿うようにぐるぐると回転しています。

 この機械で老朽化した下水道管の内側に塩化ビニル製の素材を巻きつけていき、中に新たな下水道管をつくるのです。

 従来のコンクリート製と比べ、塩化ビニル製の下水道管は腐食に強い上、この工法には他にもメリットがあるといいます。

 (堺市下水道建設課 足立正行さん)「この工法は掘ることがないので騒音とか振動をなるべく防ぐ。下水を流したまま施工することができるので、皆さまの下水の利用を止めていただく必要もございません」