1月22日から予定されていた、高松と香港の間のチャーター便が、予定通り運航されることになりました。「対中国の水際対策」で一時は危ぶまれていましたが一転、運航が決まりました。


チャーター便を利用した旅行商品を販売する、香港の「EGLツアーズ」の代表らが香川県庁を訪れ、「運航決定」を報告しました。

高松ー香港線は、2016年から香港エクスプレス航空が運航していましたが、新型コロナの影響で3年前から休止となっています。去年12月、チャーター便での運航再開が発表されましたが、中国の新型コロナの感染拡大を受けた水際対策で、運航再開が危ぶまれていました。

EGLツアーズによりますと、中国人向けのチャーター便の運航は週3往復で、7割の搭乗率を目指すとしています。

(EGLツアーズ 袁文英主席)
「地方空港がこんなに頑張っている。この点は感無量です」
香川県も、香港線の運航が再開できるよう、国に働きかけを続けていました。

(池田豊人香川県知事)
「交流の拡大。それを通じた本県経済の活性化。こういったものに大きくつながるのではないか」

チャーター便は1月22日から4月13日までで、それ以降は定期便として週3往復が運航される予定です。