沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し女子高校生らが死亡した事故で、京都府が高校に対しての見解を会見で述べました。

今年3月、名護市の辺野古沖で修学旅行中の同志社国際高校の生徒らが乗船した船2隻が転覆し、武石知華さん(当時17)と船長の2人が死亡しました。

京都府の西脇隆俊知事は高校に対して22日の会見で以下の4点について見解を述べました。

◆研修旅行について
京都府の西脇隆俊知事は「同校の安全確保は著しく適切さを欠いたものであったと考えられ、2度と悲惨な事態を招くことのないよう是正する必要がある」としました。

◆安全管理について
校外学習時の事前の安全確保に関する記載がなかったこと、生徒に対してライフジャケットの着用方法等事前の安全指導がなされていなかったことなどが確認されたということです。

◆教育活動の状況について
西脇知事は沖縄県の見解について学習する以外の様々な見解についての十分な学習が確認できなかったことなどを指摘し、以下のような見解を述べました。

京都府の西脇隆俊知事:
「辺野古移設工事に関する学習については、教育基本法第14条第2項に反すると考えられ、是正する必要がある」

◆学校としての対応について
京都府の西脇隆俊知事は「教職員の間で疑問が呈されたり、議論がなされたりしたことはなく、同校の対応は学校におけるガバナンスのあり方として適切ではなかったと考えられ、是正する必要がある」としました。

高校を運営する「学校法人同志社」に対しては文科省が安全管理が著しく不適切だったとして、指導しています。