北海道旭川市の野球独立リーグ、旭川ビースターズの運営資金を着服したとして、業務上横領の罪などに問われている元選手で25歳の元代表社員の男に対し、検察は、拘禁刑3年を求刑しました。
起訴状などによりますと、元旭川ビースターズの選手で元代表社員の旭川市の林業・高井朱里被告は、2025年9月30日にビースターズの口座のアクセス権限を取得した翌日、代表社員に就任してすぐにビースターズの口座から運営資金88万円を自分名義の口座に振り込み、そのうち59万円を借金をしていた知人の口座へ振り込んだ業務上横領の罪に問われています。
また、2026年2月には、旭川市内の飲食店で当時の交際相手を足蹴りし、その勢いでテーブルに顔をぶつけてけがをさせた傷害の罪に問われています。
20日に行われた初公判で、高井被告は起訴内容を認め「運営会社の金は自分の権限で使えると思っていた、いま思うと一般常識に欠けている部分があった」と反省を述べました。
検察は論告で、犯行態様が極めて悪質であることや、横領した金を事件後も返済せず、そのめども立たないのに、多額の借金をしてキャバクラなどの遊興費に使ったことや、一方的に女性の顔にけがをさせることは規範意識が著しく鈍く、再犯の恐れも認められると指摘し、拘禁刑3年を求刑しました。
弁護側は罪を認めたうえで、反省しているとして執行猶予つきの判決を求めています。
判決は6月12日に言い渡される予定です。














