先月、佐世保市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことに伴い、現場から3キロ以上に設定された搬出制限区域が解除されました。

去年12月、佐世保市江迎町の養鶏場で発生した鳥インフルエンザをめぐっては、県が、現場から半径3キロ以内をニワトリや卵の移動を禁止する「移動制限区域」に。3キロから10キロ以内を外への出荷を禁止する「搬出制限区域」に指定していました。

その後、県は発生農場で防疫措置が完了してから10日後の今月4日から3キロ圏内の農場で検査を行い、陰性が確認されたとして、9日午後5時をもって「搬出制限区域」を解除しました。

新たな発生がなければ1月15日には「移動制限区域」も解除され、すべての防疫措置が完了することになります。