ドローンを使い、田んぼに種もみをまいてコメを栽培する実証実験が、安曇野市で始まりました。

(宮入キャスター)「ドローンが飛び立ちました、ドローンを使って代かきを書きを終えた田んぼに向かって種をまいていきます」

10アールあたりの作業時間はわずか1分。

直接種もみをまく「直播(ちょくは)栽培」は、一般的なコメ栽培に比べて収穫量が2割前後少ない一方、苗作りと田植えの作業をなくすことで、省力化や低コストにつながるとされます。

県農業試験場が、安曇野市のおよそ2ヘクタールの水田で行う実証実験。

農業関係者などおよそ60人が見学に訪れました。

(見学した人)「生産効率が非常に良くなるかなと、人手不足の中でも一つの主流になるのかなと、低コストでスピーディーだし、画期的だなっていうのはすごく感じました」

田んぼを管理する斉藤岳雄さんは、市内の54ヘクタールでコメを栽培しています。

(斉藤農園・斉藤岳雄さん)「育苗する苗を置くハウスがなくなっているんで、そのぶん直播に切り替えて栽培してます」

直接、種もみをまくため稲が倒れやすいなどの課題もありますが、斉藤さんは通常の田植えよりもやわらかい状態に代かきを行い、苗が定着する工夫をしています。

(斉藤さん)「ドローンとかスマート農業を使って時間短縮してできた時間を、違う作物へそこからの収入もできるようになり、そういったメリットもある」

また、県農業試験場は今年度、乾いた田んぼに種をまいてコメを栽培する実証実験を並行して行っています。

(県農業試験場作物部・丸山翔太研究員)「導入にあたっての選択肢を提示できればいいなと思います」

収穫は9月下旬から10月上旬の予定です。