【犯罪被害者の福島敏廣さんは5月18日、熊本県山鹿市の城北高校で生徒ら約660人に向けて、自身の思いを語りました】
「胸が詰まり、言葉も出ず、ただ嗚咽するだけの場所でした。そこは私にとって、悲しみの象徴でしかありませんでした」
21年前、娘の啓子さんの命が奪われた福岡市の公園。父親の福島敏廣さん(69)は、何度も足を運び、花を手向けました。そしてサクラの木を植えたのです。
「娘の成長は『あの日』で止まってしまいました。しかし、このサクラの木とともに、家族の時間は今も流れ続けています」
悲劇のままで終わらせたくない――。福島さんは、ある行動を起こします。
この記事は4回連載の3回目です。
▼1回目「娘は見ず知らずの男に命を…」「時間は何も解決しない」
▼2回目「啓子はどんな人でしたか?」娘の生きた証を集め続ける
4回目は28日(木)朝に公開予定です。














