【犯罪被害者の福島敏廣さんは、5月18日、熊本県山鹿市の城北高校で生徒ら約660人に向けて、自身の思いを語りました】
21年前、23歳の娘の命を、見ず知らずの男に奪われた福島敏廣さん(69)。娘の啓子さんの思いを伝え続けるため、前を向いて生きることを決めた福島さんは、娘の友人や職場の同僚を訪ね、問い続けました。
「啓子はどんな人でしたか?」。そうやって一つ一つ、娘の生きた証を集めていきました。
この記事は4回連載の2回目です。
▼1回目「娘は見ず知らずの男に命を…」「時間は何も解決しない」
3回目は27日(水)朝に公開予定です。
啓子さんは、高校1年生の時に客室乗務員(キャビンアテンダント)になる夢を抱き、ニュージーランドへのホームステイを経て、猛勉強を重ねていました 。高校のホームルームで「携帯電話は必要か」という議論が起きた時、こう言ったそうです。
「便利なのは分かる。でも大切なことは、直接相手の顔を見て話したほうがいい。表情や態度から気持ちを汲み取ることが、本当のコミュニケーションだと思う」。複数の友人らが、そう証言したそうです。
「あの子らしいな。人と人との直接のつながりを大切にする子だったと、改めて感じました」














