大空を舞台に働くCA(キャビンアテンダント)になる夢を胸に、ひたむきに生きていた23歳の女性。その命は、見ず知らずの男に、理不尽に奪われました。事件から21年。父親の福島敏廣さん(69)が、胸の内を静かに語り始めました。
この記事は4回連載の1回目です
▼2回目「啓子はどんな人でしたか?」娘の生きた証を集め続ける
▼3回目 事件現場を「夢を語る公園に」〝悲しみの象徴〟で終わらせない
5月18日、熊本県山鹿市の城北高校。蒸し暑い体育館で、生徒や教師、約660人が壇上の福島さんの姿を見つめ、その声に耳を傾けていました。
事件は、2005年1月18日の早朝に起きました。当時の気温は3度ほど。勤務地だった福岡空港近くの小さな公園で、出勤途中の福島啓子さんが男に襲われました。














