みずみずしくて甘い夏を代表する果物「スイカ」。そのスイカの鳥取県産のトップバッター「とまり美人」の査定会が、18日、湯梨浜町で開かれました。一方、5月末に初出荷を予定する「大栄西瓜」の産地・北栄町では、スイカを盗難から守るための防犯パトロールが始まりました。

「とまりのスイカは、例年通りうまいスイカができたと思います」「天候がいいから結構糖度もあります」

ブランドスイカ「とまり美人」は、他の産地よりも1週間ほど早く植え付けするスイカで、湯梨浜町の6戸の農家がハウス栽培しています。

今年は、2月15日に植え付けが始まり、3月の気温が高く、交配後の5月も天候に恵まれたため、例年よりも早めに収穫時期を迎えたということです。

査定の結果は、重さが平均8.56キロ。糖度は平均12.3度と、甘く仕上がりました。

JA鳥取中央泊西瓜部会 中田洋一部会長「12度あればどこに出しても恥ずかしくない。皆さんに喜んでいただける」

初出荷は22日で、近年、若手生産者が増えたことなどから、今年の出荷目標は、3年前の倍の6000ケース。2700万円の販売を見込んでいます。

一方、鳥取県の看板ブランド「大栄西瓜」の産地では、スイカを盗難から守るためのパトロール隊の出発式があり、パトカーなどが一斉に畑へと出発しました。

北栄町の特産「大栄西瓜」は、186戸の生産者が、145ヘクタールで栽培していて、今シーズンは23億円の販売を目指す町の一大産業です。

過去には、盗難被害が発生したことから、毎年この時期に警戒を強めています。

JA鳥取中央大栄西瓜組合協議会 前田修志会長「大切なスイカが盗られないように、一つでも大切に出荷したいと思うので丁寧にパトロールを続けたい」

20年程前から生産者が自ら続けるパトロールが効果を発揮し、直近3年間は、被害がないということです。

倉吉警察署北条駐在所 田中大道警部補「見慣れない車があったらナンバーや人の特徴、逃走方向をメモして深追いすることなく110番通報していただければ」

大栄西瓜は、今月末に初出荷の予定で、収穫が終わる7月中旬まで、夜間を中心にパトロールを続ける方針です。