“ありがたい支援”の裏で…長期金利が約29年半ぶりの高水準
都内にある国債を売り買いする現場です。

18日、長期金利は一時2.8%まで上昇。約29年半ぶりの高い水準をつけました。
市場では、補正予算を編成した場合、財政が悪化するのではないかとの懸念が高まったことから、国債を売る圧力が強まりました。

岡三証券 チーフ債券ストラテジスト 長谷川直也さん
「そもそも中東情勢の緊迫化を受けた原油高が続いていて、それによるインフレ懸念が内外で高まっているのが大きな要因。その中で、補正予算を組んで、電気代・ガス代・ガソリン代の補助の方針が報じられ、財政に対する懸念も強くなってきている」

長期金利の上昇は、「住宅ローンの固定金利」などに影響するほか、「企業が資金を借り入れる際の利息の増加」にもつながります。
30代夫婦(賃貸)
「(住宅の購入は)ちょっと様子見って感じ」
「子どもがいま0歳。小学校上がる6歳の時には(家を)買っておきたいとは思っているが、その時に物件がどうなるかわからない」
40代 1児の母(賃貸)
「(住宅よりも)子どもの学費とかにちょっとかけたりしている。完全に貯金がない感じ」

長期金利の上昇に加え、外国為替市場では1ドル=159円台まで円安が進んだほか、株価も一時1000円以上、値下がりする事態となりました。
株安、円安、債券安の“トリプル安”です。なぜこのタイミングでの補正予算なのでしょうか。














